私はウンザリしていた…。問題ばかり起こす部下・神保くんの存在に。打ち合わせの遅刻は当たり前。取引先でうたた寝までする始末。この日もそうだった。郊外の取引先への外回り中、雨に見舞われてずぶ濡れ。雨を知っていたのに傘の準備もしていない！！次の約束までにどこかで服を乾かさないと…。そんな時、神保くんが傍のビジホで服を乾かすことを提案してくれた。部屋に入ると猥雑な照明の光が私たちを照らすラブホテルで…。

外資系メーカーで働く夫と北欧で知り合い結婚して1年…。新婚生活にも慣れてきたリリー夫妻は温泉旅行へとやってきた。日本の文化が好きなリリーは夫と温泉を楽しむために混浴のある旅館を選んだのだが、それが悲劇のきっかけで…。都会の喧騒を離れた秘湯を楽しむリリー、身体にタオルを巻きのんびり過ごしていたのだが、夫のいない隙を狙ってやってきた地元の男性たちに入湯マナーを指摘されて…。

産休も終わり、育児と仕事の両立を頑張る白音。だが夫は家庭を顧みず、唯一の味方は義父のとおるだけで…。彼の包み込むような優しさに白音は心動かされるのだった。夫との諍いに疲れ果てた彼女にとって、とおるとの肉欲だけが癒しとなり…。その後も周囲に隠れて関係を続ける二人は、ひたすら身体を密着させお互いの温もりを感じ続けるのだった。しかしこのままでは良くないと分かっていながら止められない白音は…。